WIND BREAKER

偏差値が低く、ケンカが強い超不良校「風鈴高校」を舞台に、外部から転校してきた主人公・桜遥が、現在の風鈴高校が「防風鈴ボウフウリン」と呼ばれ、街を守る組織に変貌しているという事実に揺れ動きます。他のキャラクターたちとの出会いを通して、桜は新しい価値観に触れていきます。

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『WIND BREAKER』の作品紹介

人を傷つける者、物を壊す者、
悪意を持ち込む者何人も例外なくボウフウリンが粛清する――!
偏差値は最底辺、ケンカは最強。
超不良校として名高い、風鈴ふうりん高校。
その「てっぺん」を獲るため、街の“外”からやってきた高校1年生・桜遥。
しかし、現在の風鈴高校は“防風鈴ボウフウリン”と名付けられ街を守る集団となっていて――!?
不良高校生・桜の英雄伝説、ここに開幕!

『WIND BREAKER』エピソード

好きなものは強いヤツ、弱いヤツには興味がない――孤独な不良高校生・桜遥は、この春、超不良校として名高い風鈴高校のてっぺんを目指して、街の“外”からやってきた。 商店街でガラの悪い男たちに絡まれていた少女・ことはを助けた桜は、お礼に「喫茶ポトス」でご馳走になることに。 風鈴に来た目的を語る桜に対し、「あんたにてっぺんはとれない」と告げることは。桜は思わず憤るが、その真意と“現在の風鈴”を目の当たりにする出来事が起こる。
“ボウフウリン”と名付けられ、街を守る学校に変貌を遂げていた風鈴高校、入学式の朝。 登校前に、桜が「喫茶ポトス」で朝食をとっていると、にぎやかな少年・楡井秋彦が店に飛び込んできた。桜と同学年の彼は、ことはに念願の風鈴高校の制服姿を見せに来たという。その底抜けの明るさと言動に調子を狂わされる桜。店を出れば、今度は商店街の人々にも優しくされ、戸惑いを隠せないでいると、突然「助けてください!」と腕を掴まれ――
3話 頂に立つ男 PV
風鈴高校1年1組には、ケンカで有名な強者たちが集結。慌てる楡井やひょうひょうと静観する蘇枋隼飛をよそに、桜の言動にキレた杉下京太郎は、桜に殴りかかり、二人は豪快にケンカを始めていた。 その攻防を遮るように、凄まじい大声が校内中に響き渡る。一瞬で学校中の空気を変えた声の主は、“ボウフウリン”総代の梅宮一。緊張の面持ちでスピーカーを見上げる桜たちだったが、降ってきたのは、予想の斜め上をいく梅宮の言葉で――
4話 衝突 PV
“力”の絶対信仰「獅子頭連」、それはボウフウリンの隣のシマを仕切る、オレンジのスカジャンがトレードマークのチーム―― 獅子頭連から街の中学生を守るために衝突を起こし、獅子頭連・副頭取の十亀条から宣戦布告を受けた桜。“ボウフウリン”四天王の一人・柊登馬とともに、ことの次第を梅宮に伝えに行くと、非難されるどころか「家族を守ってくれて、ありがとう」と頭を撫でられる。不思議な感情に桜が戸惑っていると、「たのもー!」と無邪気で異質な声が校庭に響き渡る。
5話 優しい男 PV
「フウリンを、梅ちゃんごと、俺のものにする」と風鈴高校に乗り込んで来た、獅子頭連・頭取の兎耳山丁子。ボウフウリンVS獅子頭連の、チームをかけたタイマン勝負が、ついに開幕する! 獅子頭連のシマ、大きな飲み屋街を進み、桜たちが案内されたのは、兎耳山たちのアジトであるつぶれた映画館・通称「オリ」。獅子頭連のメンバーたちに囲まれる「檻」の中のような環境下で、パワータイプ同士の杉下と有馬雪成の1戦目が始まる――
勝負に負けたチームメイトを心配するどころか、仲間から追放していく、獅子頭連の兎耳山と十亀。その異様な光景に桜たちは動揺しつつも、珍しく感情的になった蘇枋が鹿沼稔に勝利し、ボウフウリンは着実に勝利を重ねていた。 続く3戦目は、ボウフウリン四天王・柊VS佐狐浩太で、何やら二人には因縁がある様子。スピードタイプの佐狐に対し、はじめは防戦一方に見えた柊だったが、ついに戦を司る武神の名を冠する「多聞衆」筆頭たる実力を見せつける――!
いよいよ副将戦、桜VS十亀の戦いの火ぶたが切られる! 梅宮から「たくさん話してこい」と送り出され、「ケンカは“対話”」という言葉を思い出す桜。強い者とのケンカに感じてきた高揚感だけではない、経験したことのない“何か”に首をかしげながら、十亀と対峙する。 ゆったりとした普段の挙動からは想像もつかない身のこなしの速さと、「力」の絶対信仰である獅子頭連を押さえつける実力を、まざまざと見せつけていく十亀だったが、事の発端、高架下のトンネルの真実を知ると――
兎耳山との出会い、獅子頭連での楽しかった日々、兎耳山が頭取になって変わってしまったチーム、そして自分自身がしてきたこと――十亀は、迷いを隠せなくなっていた。そんな十亀の変化を拳から感じ取った桜は、ケンカで初めて、相手を「知りたい」と思うのだった。 “ケンカ=対話”を通して互いを見つめ合い、真正面からぶつかる二人。笑いながら戦う様子に圧倒され、シンと静まり返っていた場内に、「終わりにしようか」と十亀の声が――
9話 梅宮の流儀 PV
梅宮と兎耳山のタイマンが、ついに始まった。 兎耳山は、梅宮に勝つことで、フウリンも自由も手にでき、誰よりも“楽しく”なれると信じていた。その勢いのまま俊敏に、梅宮に間髪入れず攻撃を繰り出していくが、ダメージをまるで与えられない。 梅宮が「何も背負っていないから拳が軽い」と指摘する真意を理解できず、どんどん取り乱していく兎耳山。梅宮渾身の一撃を食らった彼が思い出したのは、楽しそうに笑う、獅子頭連のメンバーで――
10話 対話
負けを認め獅子頭連を受け渡そうとした兎耳山に対し「今日からオレたち、友達ってことで!」と言い放つ梅宮。フウリンも獅子頭連も、誰もが呆気に取られているうちに話を進め、料理を持ち寄って “打ち上げ”を始める始末。 そんな、先ほどまでケンカをしていた相手同士とは思えない空気に、大混乱の桜だったが、改めて懺悔する十亀・兎耳山と、拳を介さずに対話できたのだった。そして、一連の出来事を通して、桜の中では少しずつ“てっぺん”のあり方が変わり始めていて――
4話 衝突
10話 対話

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『WIND BREAKER』のキャラクター

柘浦大河
柘浦大河

cv.河西健吾

桐生三輝
桐生三輝

cv.豊永利行

橘ことは
橘ことは

cv.長谷川育美

桜遥
桜遥

cv.内田雄馬

楡井秋彦
楡井秋彦

cv.千葉翔也

杉下京太郎
杉下京太郎

cv.内山昂輝

蘇枋隼飛
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cv.島﨑信長

梅宮一
梅宮一

cv.中村悠一

柊登馬
柊登馬

cv.鈴木崚汰

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