名も無き物語に終焉を
トゥルダールの国を人質にして、ティナーシャに2つのエルテリアの破壊を要求するヴァルト。彼は、愛する少女ミラリスが歴史の行き止まりとして魂を解体されてしまう運命を終わらせようとしていた。エルテリアがもたらすヴァルトの苦しみや世界への影響を知ってもなお、どうするべきか迷うティナーシャ。そこへ駆けつけたオスカーに後を託し、青いエルテリアを抱えて「無言の湖」に飛び込んだティナーシャは、自分がもっとも幸福だった時へと遡る……。