日本の北関東のとある街、眉難市―
眉難高校の“地球防衛部(笑)”は相変わらず何もしない部だった…。
部員の 修善寺鏡太郎(しゅぜんじ・きょうたろう)、 霧島龍馬(きりしま・りょうま)、 和倉七緒(わくら・ななお)、 万座太子(まんざ・たいし)と 道後一六(どうご・いちろ)が
のほほんとお茶を楽しみ、
一銭の得にもならない馬鹿話をだべるだけの部だった。
放課後 “黒玉湯”へ移動する一同。
気持ちよすぎて湯に沈む修善寺の腕を霧島が引き上げると、
一緒に釣れたのは奇妙な格好をした美少年だった。
「私はホニャラランド
ホニャラ王家第一王子のカルルスさん!
みなさんをハッピーに統治しに来ました☆」
こうして5人は魔法の国(ホニャラランド)の跡継ぎ争いに巻き込まれる事に…