激動の起こり
黒羊(こくよう)を新たな拠点に趙国の攻略を進めようとする秦軍(しんぐん)。ところが李牧の戦略によって戦いは長期化を免れない状況となる。これを避けたい軍総司令・昌平君(しょうへいくん)は“大胆な奇策”による突破を狙う。 一方、左丞相・昌文君(しょうぶんくん)は、「中華統一後に“法”が治める“法治国家”を作り上げる」との嬴政の言葉を受け、対立関係にあった法家・李斯(りし)を密かに訪ね協力を求めていた。
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