「埋火」
ひばりが見せる幻によって、焚三たきみが水の氏族という正体を隠しながら、緋名子ひなこの体を作り替えたことを知った煌四こうし。 怒りに震える彼に、ひばりは、綺羅きらが揺るる火ゆるるほの入れ物となる“依巫よりまし”に選ばれたことを告げる。恐るべき計画が水面下で進んでいたのに気付かなかったこと、自らが開発した雷瓶で多くの命を奪ったことに、煌四こうしは絶望する。 一方、地下道を使い、明楽あきらの後を追う灯子とうこは、再び揺るる火ゆるるほと出会い、彼女の悲しみに触れる。
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